甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンの減少によっておこる病気で甲状腺機能低下症のほとんど橋本病によるもの
です。 多くは甲状腺が全体的に腫れているだけでなんの症状もありません。そのうち半数の
人が甲状腺機能低下をおこしていますが、3割はわずかの機能低下(かすれ声、体のだるさなど)
だけで、治療対象となるのはさらにその残りの人たちです。

原因はまだよくわかりませんが、バセドウ病同様自己免疫疾患のひとつで、血液の中に甲状腺に
対する“自己抗体”ができ、これが甲状腺組織を“破壊”する手助けをする
と考えられて
います。バセドウ病同様、家族的に発病することがあります。
40〜50代の女性にもっとも多く認められ、男性1人に対し、女性30人くらいの割合です。

主な症状  
●甲状腺が腫れる 甲状腺がもとの形のまま腫れておおきくなりますが、
その程度はさまざまで、この点は、バセドウ病と同じです。違う点は甲状腺腫が比較的硬くてごつごつしている
ということです。
●むくみ(粘液水腫) このむくみは、心臓や腎臓の病気のむくみと違い、押してもへこんだままにならず、もとに戻る特徴があります。
顔のむくみがひどいと、人相が変わってしまうことも
あります。粘膜にもむくみはおこり、喉頭にむくみがくると
声がしわがれて低音になります。
●熱産性の低下 体の中の熱をつくる力が低下しますので、寒さに弱く
なります。手足が冷たく、あまり汗をかかなくなります。
●食欲不振 食欲がなくなり、食事の量も少なくなります。しかし、むくみと新陳代謝低下により、エネルギーの消費が減るため、
体重はかえって増えたりします。
●心臓の働きの低下 心臓の鼓動が遅くなり、心臓の働きが低下します。脈拍が減少します。
●その他 便秘手足などの筋肉のこむらかえりなど

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