甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症をおこす病気(原因)はいろいろありますが、ここではそのうちもっとも多く
みられるバセドウ病を取り上げます。

バセドウ病
この病気は甲状腺の機能が活発になりすぎるため、甲状腺ホルモンが過剰につくりだされ、
甲状腺が全体的に腫れる病気
です。
原因はまだわかりませんが、、血液の中に甲状腺を異常に刺激する物質(甲状腺刺激抗体)ができ、
それより発病
します。
バセドウ病は“自己免疫(自分の組織に対する免疫が起きる状態)疾患”のひとつです。

女性に多い病気で男性の約5倍です。初潮以降閉経までに多く、20〜30代にピークがあります。
閉経後の発病は珍しくありません。
以下の症状が一般的です。

※発病は比較的急速で、多くは短期間に症状がでてしまいます。全身的に症状があらわれ
ますが、人によって多分に異なります。

主な症状  
●甲状腺が腫れる(甲状腺腫) 甲状腺は首の前方の中央の下部にあります。
(甲状腺腫は若い人ほどおおきく、高齢者は小さいのが特徴です。)甲状腺腫は甲状腺の形どおりに腫れ
ます。
●目つき・皮膚の異常 眼球の突出(比較的少ない)や、目つきが鋭くなります。皮膚が黒ずんでくることもありますので、顔つきがどうしてもきつく感じられます
●新陳代謝の活発化 体が常に運動している状態になり、脈拍数が1分間に100以上になる場合があります。運動の後は特に
激しく、息切れもおこります。
●自律神経の異常 自律神経も強くなるため、指先が細かくふるえ、字が書きにくくなったりします。
※ひどい時にはひざががくがくしたり、全身ががたがた震えるようになります。
●その他 食べてもやせる便の回数が多くなる
下痢しやすい非常に汗をかきやすくなる
全身がかゆくなる疲れやすい、
集中力が散漫になる
など

甲状腺機能が亢進したまま放置しますと、心臓やその他の重要な臓器に、難治性の
合併症がおこることがありますので、動悸や手の震え・体重減少・発汗などの症状に
気づいたら、早めに医師の診察を受けるようにして下さい。

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