更年期障害
更年期とは、女性ホルモンなどにより性機能が活発な時期(性成熟期)から排卵・月経が
おこらなくなり(閉経)、女性ホルモンの分泌もなくなる時期(老年期)へ移行する時期
をいいます。
この性機能の衰退時に間脳の失調により種々の症状がおこるとされています。
この時期には、自律神経系や情動反応などにも異常がおきることが多くなり、
いわゆる更年期障害と称する不定愁訴症状があらわれます。
不定愁訴とは、のぼせとか肩こりといった自覚症状だけで、その原因となる病気が発見
できないものをいいます。訴えの種類も多く、その部位などが移動したり家庭の状況や
天候などにより、症状があらわれたり消えたりすることが多いものです。
環境による社会文化的な要因や、女性の性格構造に基づく心理的因子なども加味されます
ので、更年期障害のあらわれ方や強さ、持続期間などは個人によって異なります。
●更年期におこる症状
きわめて多岐にわたるものがあります。しかし、もっとも多いのは、ほてりや発汗、肩こり
や頭痛、いらいらや憂うつといった卵巣機能低下(女性ホルモンの減少)によるものや、
自律神経失調による症状です。
しかし、前述したように症状には個人差があり、あらわれ方や強さはまったく異なります。
●更年期障害の経過
更年期障害は、ほぼ半数の女性にあらわれるといわれています。のぼせや発汗などの症状は
ちょっとしたきっかけでおこり、数日間続き1〜2ヶ月休んでまたおこります。しかし、間隔は
しだいに長くなり発作の期間はだんだん短くなっていきます。閉経期から老年期に入って
ホルモン的に安定し、また間脳にある自律神経の中枢もさらに心理的にも安定することにより
通常は数年で更年期障害は消失していきます。
45歳ころから55〜56歳ころまでの間にあらわれる不定愁訴を主とした諸症状が更年期障害
と考えられます。
更年期障害は、悩んだり、あせったり、いらいらしたりする気持ち、心身の疲労などが症状を
一層強くしますので、精神を平静に、かつ、晴れやかに保ち、勤めて強い刺激をさけ、睡眠を
十分にとることを心掛けましょう。
2006年11月 1日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:更年期障害
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